切れ負けがすべてではない

お久しぶりです。
本業が忙しく、全く記事が書けませんでした…

さて、久しぶりの記事は切れ負けについてです。
巷の将棋アプリでは基本的に持ち時間を使い切ってしまったら負け、つまり切れ負けがよく採用されています。
この切れ負けですが、実力の指標にはなるけど正当な実力を反映しているかといえばそうでもなかったり、と考えています。

理由は大体二つ。
・将棋の内容に関わらず、時間次第で勝敗が決まってしまう。
・深い読みが行うことができない

まず一つ目の理由ですが、これは当然ですね。どんなに有利な局面だったとしても自分の時間が切れてしまえば負けてしまいますし、その逆もしかりです。
まぁ、その少ない時間でどれだけ優勢を築けるか、時間管理も実力のうちといわれてしまえばそれまでではあるのですが…
もし局面がいいときに時間切れで、負けてしまったら内容を振り返って自分は成長していると考えましょう。カッとなって廃指しとかしないように。

次に二つ目ですが、これも当然。
時間がないのですから読みが浅いことなんか当たり前です。
ただ、直感が鍛えられるので別に悪いことばかりはなかったりします。いつのまにか、ここぞというときの第六感が鍛えられてることを実感するでしょう。実際、自分も読みを深くするより直感の力戦で殴り勝ってきました。
もちろん、リアルの大会となると直感だけでは勝てません。たまにはじっくり考えることも検討してみてください。というか、してください。

いかがでしょう。切れ負けを否定したいわけではありません。
ただ、切れ負けの実力を過信しすぎるのもどうかな?といった記事でした。
今のホットな将棋アプリで降段とかないですしね。(あるのは24くらい?)
クエストなら±100、ウォーズだったら達成率±20くらいは誤差じゃないでしょうか。
あまりそういったものに囚われず、自由にやっていきましょう。